暑い。この暑い最中、買い物だの何だのと細々した用事で出てきたのだけど、帰り道、ふと思いついて、カーナビを試してみた。xperiaに入れてある、Google Naviだ。Google Naviは、まだ日本では正式に対応していないため、パッチ当てをしたものを入れてある。このため、ナビゲーションの音声や表示の一部が英語のままという問題はあるのだけど、とりあえず動くことは動く。
まず、ケータイの置き場所に苦慮。bmw 116iはフロントの上部にポケットがあるのでそこに差しかけておいたのだけど、これが微妙に大きさが合わず、カーブで横に倒れたりする。ボトルホルダーは割ときれいにおさまったけど、これは両座席の間あたりにあるので、視線を大きく外さなければならず危ない。結局、フロントのポケットになんとか固定する方法を考えるのが一番よさそうだ。
で、肝心のナビだが。操作は非常にやりやすい。目的地の住所の入力は、既に入力したことのあるところなら候補から選ぶだけですむ。現在地もGPSでかなり正確に捉えられる。ルート検索し、あとはナビゲーションをスタートするだけと、かなり使い勝手はいい。
車が走りだすと、リアルタイムに現在位置が更新され、ナビゲーションされる。上部に「turn left on」といった表示がされ、次に曲る交差点までの距離がリアルタイムに表示されていく。また角の100メートルほど前で再度「turn left」と音声でアナウンスがある。また現在地はかなり正確で、ほとんどずれがない。最初、ちょっと違和感があったが、何度か角を曲がるころにはほぼ正確な位置を把握するようになっていた。GPSだけでなく道路のマップに照らし合わせて現在位置の補正をしているようで、走りだして少しすれば位置のズレはほとんどなくなるようだ。
表示されるマップは、車からやや俯瞰気味にパースされているため、非常に見やすい。車が曲がれば、地図も進行方向に向けて回転する。直感的にかなりわかりやすい。
また、途中で妻が置き直したりした折に何か触ってホーム画面に戻ってしまい慌てたのだけど、その状態でも常にナビゲーションはされているようで、ちゃんと音声で進行方向がアナウンスされた。
現時点ではまだまだ完全に日本語化されていないけれど、これで音声が日本語になり、表記が完全に日本語化されれば、十分に使えそうだ。夏休みの旅行に威力を発揮してくれることだろう。
それにしても。
これぐらいのレベルのものをただで使えるようになってしまうとなると、世の中のカーナビ・メーカーは一体、どうなるんだろう。他人事ながら、ちょっと余計な心配をしてしまうのだった。
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