不安なこと

うちの子どもの小学校では、卒業する6年生を在校生が送るための会を行っている。そこで、うちの子の学年では、全クラス共同でいくつかのグループに分かれ、ダンスや歌を披露するのだそうだ。

それはいいのだが、選曲を聞いてちょっと引いた。AKB48と、KARAの曲なんだという(どっちも見たことがない……若い世代の親には常識的な選曲なんだろうか)。最初、「なんでそういう流行歌ばかり選ぶかな?」と思っていたんだが、まぁそれはそれでいい。多分、流行っているんだろう。こういう子どもに媚びるやり方は個人的にまったく好きではないんだけど、そうするならしょうがないか、という気分だった。

が、子どもから、その選曲をしたのが、学年で唯一の男の教師であるK氏であることを聞いて、次第に疑心暗鬼を生じ始めてきたのだ。その先生は、まだ若くて、お母さんがたの評判はいいらしいのだが、僕はキライだ。どうも子どものためというより、自分のウケを気にする言動が以前から鼻についてならなかったのだ。そのK氏が曲を選んだという。YouTubeでそれらの曲を見て、仰天した。まぁ、AKB48は、まだいい。問題はKARAだ。体をくねくねしたダンス。これを小学生の女子がやるのか?子どもがやっているのを見て、目が点になった。……冗談だろ? ほとんど欧米ならストリッパーしかやらないような振付じゃないか。――とりあえず、うちの子はAKB48のほうだというのでちょっとだけほっとしたのだが……。

「そんなの気にしすぎでしょ。今時、ふつうーだよ」といわれそうだが、僕は今の学校の教師のかなりの割合を信用していない。まともな人もいるし、少なくとも今までうちの子を担当した先生方はしっかりした方たちだった。そうした人もいる。が、正直、教師には明らかに向いていないだろうという人もいる。

そして先日。子どもから耳を疑う話を聞いた。本番では、ダンスをする女子は全員、ミニスカートで来い、というのだ。意味が分からない。何のために? そもそも、うちにはミニスカートなんてないぞ。――これも、そのKという教師の指示だという。

これは、普通のことなのか? 今の学校では当たり前なのか? 女子に変なダンスをミニスカートで踊らせる。そうやって卒業生を送り出すのだという。それが普通なら、異端で結構。先生の言うことなど聞く必要もない。怒られるならそれでよし。

変だと思うなら言う事をきいてはならない、そういう選択もあるのだということを教えるのも教育だ。誰だったか忘れてしまったが、確かフランスの教育相を務めた哲学者が、こんなことをいっていたと思う。

「教育の目的とは、国家を批判する人間を育てることである」

自分が所属する組織が誤っているなら、それを批判できる人間を育てる。これは非常に重要な事だ。学校が間違っているなら、それに従わない生徒になりなさい。そのことを教えるいい機会かもしれない。

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