すべてがGoogleになる(1) Google Web Site

ご存知の通り、しばらく前から意図的にGoogleへの依存度を高めている。で、まあ現状報告をしておこうと思う。今回は「Google Web Site」の話。

Googleへの移行で一番影響が大きかったのは、WebサイトをGoogleへ移したことだろう。これは、それまで利用していたmac.comが、Webサイトの利用を中止したことが大きい。一応、サイトは見られるのだけど、今後、使えなくなるのだろう。このため、取り急ぎ移転先を探す必要があった。

また、この9月で、All Aboutでやっていた「Javaプログラミング」のガイドをクビになった(あー、別に悪いことしたとかじゃないよ。不景気で会社の利益もあがらないんで、金にならないサイトは切る、ってことらしいですハイ)ので、代りのプログラミング関係の情報発信をする場所がほしかった、ということ。

で、実際に移行してみたのだけど、これがすこぶる具合がいい。まず、サイトはすべて、Googleに用意されているWebページエディターでちょこちょこっと作っただけなんだけど、これで十分に作れることがわかった。基本デザインが固定されているので、そこからはずれたことをやろうと思うと大変だけど、用意された枠内でおさまるなら十分に使える。何よりページの作成、更新などでコーディングする必要が全く無く、コンテンツ作りに専念できる。

また「なるほど」と思ったのは、サイト全体の管理の手軽なことだ。例えば、ファイルの階層構造を変えたりファイル名を変更したりしても、すべて即座に全体が修正される。ファイル名を変えたらこっちにあったリンクがリンク切れを起こした、なんてことはない。またページ全体のテーマを修正することで全体のデザインを統一し、即座に変更したりできる。このあたりは、通常のWebサイトでありながらBlogのような手軽さだ。

その他に、予想外だったのが、管理機能の優秀さだ。特に、Google Analyticsによるアクセス解析は実にきめ細かい。どのようなユーザーがサイトをアクセスしたかを詳しく分析できる。また、ウェブマスターツールによって、検索クエリ(どういう単語でページが検索されるか、そのときの順位はどうかの情報)などが詳しくわかる。「なるほど、自分のサイトはGoogleにこう評価されているのか」ということが実にしっかりと把握できる。

ただし、不満がないわけでもない。最大の問題は、「JavaScriptが使えない」という点。Google Web Siteでは、悪意ある目的でサイトを高徳されることを防ぐため、JavaScriptやインラインフレームが書かれていると、そのタグ部分をすべて取り除いてしまう。これはまいった。例えば、JavaScriptの関連記事を書くにしても、実際に動かすことはできないってことになる。

まあ、別にGoogle App Engineのアカウントもとっているので、いざとなればこっちのサイトに誘導して、Google Web SiteでできないことはGAEサイトでやる、といった切り分けけをすればなんとかなるだろう。

また、こちらはもう少し深刻なのだけど、ページで利用できるパーツが非常に少ないということ。例えば、更新履歴のパーツはあるのだけど、これがちょっとした手直しもすべて更新として表示してしまうため、どれが重要な更新かがわからない。新しいページをアップしたときだけ更新履歴として表示する、というようなパーツがほしいところだ。このへんは、もう少し充実してくるのを待つしかない。

不満点はあるが、総じて「Google Web Siteへの移行」は、快適なものとなった。今や、「個人のWebサイト=Blog」というのが当たり前で、ごく普通の形態のWebサイトはどんどん減ってきている。その最大の要因は、「更新の面倒さ」だろう。Google Web Siteは、Blogに毛の生えた程度の作業でWebサイトが構築できる。いろいろ欠点はあるが、この一点をもってだけでも存在意義はある、と思う。とりあえず、「Google Web Siteは、合格点」と判断しておこう。

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