Chat GPTでもブログを書かせてみた

 Bing Chatでけっこうなブログが作れるなら、Chat GPTでも同じように作れるんだろうか。というわけで、同じ題材の「保守と革新の分断はなぜ起こるのか」という内容でChat GPTにもブログ記事を書かせてみた。こっちは割と短い。



保守と革新の分断はなぜ起こるのか

近年、世界中で保守と革新の対立が激化しています。これは、人々が社会的・政治的問題に対する見解や価値観が異なるために起こるものです。では、なぜ保守と革新の分断が起こるのでしょうか?

一つの理由は、社会的・経済的不平等の拡大です。一部の人々が豊かになる一方で、他の人々が貧困化している現状は、社会の不公正さを感じる人々を増やしています。保守派は、伝統的な価値観や社会秩序を重視する傾向があり、経済的な不平等を正当化することがあります。一方、革新派は、不平等を解消するための社会改革や制度改革を主張することが多く、より公正な社会を求める傾向があります。

もう一つの理由は、文化的・社会的変化の加速です。世界は急速に変化しており、人々のライフスタイルや価値観も変わってきています。保守派は、これらの変化に懐疑的であり、伝統的な文化や価値観を守ろうとする傾向があります。一方、革新派は、変化を受け入れ、多様性や包括性を重視する傾向があります。

さらに、メディアやソーシャルメディアの普及により、情報が広く伝えられるようになりました。しかし、偏った情報やフェイクニュースが拡散されることがあり、それが保守と革新の分断を深める原因の一つになっています。

以上のように、保守と革新の分断が起こる理由は複数あります。しかし、それぞれの立場を尊重し、公正な議論や対話を行うことが大切です。保守と革新の対立が深まると、社会全体が分断され、対立がエスカレートする可能性があります。私たちは、多様な価値観や意見を尊重し、共存する社会を目指すことが重要です。



うむ。まぁ、なんというか、当たり障りのない文章の典型という感じだ。正直言って、Bing Chatでブログ記事を作成したときのような驚きはない。

で、だ。Bing Chatでは、テキストをコピペして「拡張する」ということができる。上のブログをBing Chatで拡張させてみた。



選択されたテキストは、保守と革新の分断が起こる理由とその影響について述べた文章です。テキストの主なポイントと、ウェブ検索から得られた関連する事実を以下にまとめます。


- テキストの主なポイント

  - 保守と革新の分断は、社会的・政治的問題に対する見解や価値観が異なるために起こる。

  - 分断の理由の一つは、社会的・経済的不平等の拡大であり、保守派は伝統や秩序を重視し、革新派は不平等を解消しようとする。

  - 分断の理由のもう一つは、文化的・社会的変化の加速であり、保守派は変化に懐疑的であり、革新派は変化を受け入れる。

  - メディアやソーシャルメディアの普及により、情報が広く伝えられるが、偏った情報やフェイクニュースも拡散されることが分断を深める原因になる。

  - 分断を解消するためには、互いの立場を尊重し、公正な議論や対話を行うことが大切である。


- ウェブ検索から得られた関連する事実

  - 日本では、「保守」と「革新」が示す政党や政策が世代によって異なっており¹²³、「日本の保守化」「世界のリベラル化」という単純な図式は成り立たない¹。

  - 戦後日本政治では、「保守」と「革新」だけでなく、「改革」という言葉も重要な役割を果たしており²³、「改革」を掲げる勢力が「古い保守」から「新しい保守」へと自己変容してきた過程が見られる²。


ソース: ……以下、参考URLが続く……



これで、Bing Chatが分析ツールとしてもけっこう使えることがわかる。というより、この分析の部分がAI進化のポイントなわけで、文章をいかに正確に分析できるかが「いかに的確な回答ができるか」につながるわけだよね。

というわけで、Chat GPTの優位性について考えるつもりが、「やっぱりBing Chatのほうが使えるよね」ということになってしまった。少なくとも「人間がブログを書く」ということに関する限り、それを補佐する機能はBing Chatのほうがよりうまく機能する。AIの利用は、「ブログを書かせる」のではなく、「自分が書くための補佐をする」ほうがはるかに向いているのだな。

実をいえば、今日もやはりBing Chatにブログ記事を書かせようとしていたのだけど、突然、Bing Chatが記事を書かなくなってしまっていた。記事を書くための要点整理や構成案など、「書くための材料」はいくらでも答えてくれるのだが、記事そのものは「私は書けません。あなたが書いて下さい。私はその補佐をします」というスタンスに変わっている。
(※ただし、Bingサイドバーの「作成」によるブロク記事の作成はできる。けれど、これは文字数的に限界があるようで一定の長さ以上のものは書けない)

Bing Chatがやるべきは、「意見を述べる」ことではなく、「意見を述べるための材料を提供し、意見を述べる人間を補佐する」ことだ。それがマイクロソフトの決断なのだろう。そして進化の過程にあるAIにとっては、現状ではそれが正しい方向なのだろう。

というわけで、もうしばらくの間、このブログは人間が書くことになります(苦笑)。やれやれ。

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